アップル社は北京時間13日未明、新型iPhoneを発表し、価格が再び記録更新した。うちiPhone XS Maxの512GB版の価格は1万2799元。中国のアップルファンが待ちわびていたデュアルSIM対応がついに実現された。アップルはさらに中国市場向けの「特別版」を作り、物理的に2つのSIMスロットをつけることで中国人ユーザーの需要を満たそうとしている。

全体的に見ると、業界内ではアップルの新製品は見所が少ないとされている。特に外観は前世代のiPhone Xからそれほど改良されておらず、多くのネットユーザーから批判されている「切り欠き部分」が残された。いわゆる革新は、プロセッサ、カメラ、ディスプレイのアップグレードに集中している。当然ながら価格もうなぎのぼりだ。注意すべきは、アップルの発表会が開かれた日に、株価が1.24%下落し221.07ドルで取引を終了したことだ。

国内のアンドロイド携帯メーカーが最近発表したフラグシップ機を見ると、一部の国産携帯メーカーが切り欠き部分を取り除いていることが分かる。努比亜、栄耀、Vivoの新機種は「水滴パネル」を採用している。「Vivo Nex」はポップアップ式カメラ、OPPOは昇降式カメラで切り欠き部分をなくしている。フラグシップ機の表側はほぼ100%がパネルに占められている。

アップルの発表会の紹介によると、新製品には多くの進歩がある。新型iPhoneは新たな「A12」プロセッサ、業界初の7ナノチップを搭載。6コア64ビットCPU、4コアGPU、8コアディープラーニング処理エンジン「Neural Engine」を内蔵。今年の新型iPhoneの処理速度はiPhone Xを20−30%上回る。7ナノチップはこの改善の重要な要素だ。

調査会社Strategy Analyticsの呉怡雯アナリストは「アップルがデュアルSIMに対応したのは賢明で、販売増をけん引できる。デュアルSIMという機能は、中国、インド、一部のアフリカ諸国で非常に人気が高い。アップルが遅れて搭載したこの機能は、中国人消費者の需要に迎合するものだ」と判断した。

アップルは常にユーザーの忠誠度が最も高いと称している。13日未明にアップルの秋の新製品発表会が開かれると、新京報の記者は数人のアップルユーザーを取材した。一部の人は過去最高額のフラグシップ機の購入を迷っている。李さんは高すぎると感じ、「iPhone XS、iPhone XRはそれほど有意義ではない。iPhone XS MAXは唯一購入に値するが、1万元以上ではよく考えなければ」と話した。

会社員の王芳さん(仮名)は、アップルの新製品にそれほど興味を持っていない。「何も革新がなく、変わったように思えない。昨年iPhone 8を購入したばかりで、デュアルSIMも魅力的ではなく、交換したくない」

当然ながらアップルには依然として忠実なユーザーがいる。馬さんは記者に「1年も待った、今回は必ず購入する。電子製品は最新の製品を購入しなければならない」と述べた。しかし新製品の価格を知ると、馬さんの決意がやや揺らいだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年9月14日