経済参考報の調べによると、中国は陸海総括的計画を加速し、陸地観から海洋観への転換を実現し、スマート海洋プロジェクトの建設を強化し、海洋経済の高品質発展を促すことになる。

山東省、広東省、浙江省などが最近、海洋強省の建設推進、海洋経済の発展に関する案を打ち出している。内容には海洋情報化建設、海洋新興産業などが含まれる。

山東省はこのほど発表した「山東海洋強省建設行動案」の中で、山東省は2035年までに海洋強省をほぼ構築し、海洋関連情報・データ、海洋新興産業、海洋資源環境保護、海洋生態牧畜業などで進展を目指すとした。

山東省は、市級海洋経済査定体制を構築するとした。これには海洋基礎調査、海洋空間管理・制御、海洋軍民融合など海洋関連事業の総括的計画と連携の強化が含まれる。同時に「スマート海洋」、海洋ハイエンド設備、海洋バイオ医薬品、海水総合利用などの新興産業の育成に力を入れ、今後5年間の海洋新興産業付加価値額の年平均成長率を20%以上とする。

上海市浦東新区、寧波市、南通市、舟山市はこのほど「長江デルタ海洋産業団地(基地)戦略協力協定」に共同で署名した。地域を跨ぐ、海洋関連人材、科学技術、金融、プロジェクト、市場など、各種資源を管理するため緊密に連携する協力プラットフォームを共同建設する。

浙江省が先ほど印刷・配布した「2018年浙江海洋経済発展重大建設プロジェクト実施計画」によると、浙江省の海洋経済投資総額は今後1兆元を突破する。浙江省は2018年に348件の海洋経済重大建設プロジェクトを計画し、年間投資額は1326億元にのぼる。

広東省が打ち出した海洋経済第13次五カ年計画全体目標によると、広東省の海洋生産額は2020年までに2兆2000億元を突破し、年平均成長率を8%とし、省のGDPに占める割合を20%とする。うち今年計画している特別プロジェクト資金は2億6500万元で、海洋プロジェクト技術・施設、海上試験プラットフォーム、海上風力発電プラットフォーム全カップリング動的分析及び装置の研究開発、南中国海メタンハイドレート高効率掘削・制御技術の研究などを含む、25社の36件のプロジェクトを計画に入れる。

「深センは世界海洋中心都市を建設する」深セン市計画・国土資源委員会の陳一新氏によると、深セン市が策定中の最新版(第4版)都市全体計画の最大の特徴となっているのは、陸海総括的計画だ。陳氏によると、深センの陸地面積は2000平方キロメートル未満であり、将来的に陸海空間融合、青色経済空間の拡張、海洋生態文明の建設強化、海洋文化の育成などの活動を展開する。

注目すべきは、海洋強国戦略の中で、海洋情報化が重要な位置を占めていることだ。国家海洋情報センターの何広順主任は「海洋情報分野の重要技術の突破を促すためには、クラウドコンピューティングやビッグデータなど次世代情報技術の海洋分野における深い融合を強化しなければならない」と指摘した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月13日