何宜徳くん(9歳)がよちよち歩きを始めた頃から、父の何烈勝さんは厳しい生活の現実と向き合うようしつけた。何烈勝さんは「虎爸(虎のパパ)」と呼ばれるが、「鷹爸」と呼ばれることを好む。彼が4歳の息子に雪の中を裸で走らせると、その動画が国際ニュースになった。記者は父の日の前に、この親子を再び取材した。17日付香港紙『南華早報』が伝えた。

何さんは厳しい育児法で物議をかもし、批判を浴びている。しかし彼によると、これにより子供がたくましくなるという。「私の育児法を支持する保護者が増えている。これらの子供は大きく変わり、パソコンのゲームに夢中になり、宿題をやるのが遅れることもなくなった」

研究者によると、中国社会では再び、伝統的な育児を重視する傾向が生まれている。中国では「厳父と慈母」という伝統が根深い。中国では近年、よりゆとりのあるやさしい育児(特に父親)が見られるようになったが、これは一般的に西側の文化と関係している。改革開放により西側の影響を過度に受けたことで、中国独自の文化が失われることを懸念する人が増えており、中国社会は伝統文化と価値観の教育を強化している。例えば教育部門は学校に対して、学生により多くの伝統的な価値観を教育するよう指導し、国学を教える課外活動も好評を博している。

すべての父親が娘を甘やかすとは限らない。天津市出身のピアノの天才、5歳の女の子の陳安可ちゃんは米国のバラエティー番組に出演し、観衆を驚かせた。彼女の父は、娘が「2人目の郎朗」(郎朗は中国の有名ピアニスト)になることを願っている。興味深いことに、郎朗は「虎爸」のおかげで成功できたと話している。

専門家は「虎爸」にせよ「猫爸」にせよ、中国の保護者にとって重要なのは、子供の個性に応じた教育だと指摘した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月19日