先日、中国国家発展改革委員会、工業情報化部は『自動車投資プロジェクト管理の健全化に関する意見』(以下、『意見』と略称する)を発表した。『意見』の提出は社会資本と高い技術的能力を具備した企業が新エネルギー自動車及び重要部品生産領域に参入することを支持するものである。

在来燃料の自動車企業が新エネルギー自動車企業に転換・発展するのを加速し、新エネルギー自動車産業発展の潜在的動力をリードする。また、国有自動車企業が改革の歩みを加速させ、企業合併・再編・戦略の協力を奨励し、産業の集中度を高める。

この影響を受けて、6月以来自動車分野の動きが頻繁となっている。その中でもA株市場の自動車分野の国有企業改革関連株の表現が突出しており、華菱星馬・金杯自動車の売買中止を除けば、その他の27の国有企業改革関連株の株価は全て上昇した。

中でも、長春一東の累計上昇幅は突出しており、19.65%に達した。中航黒豹がこれに続き、その期間累計上昇幅は19.62%、湖南天雁は13.41%、華域自動車は13.26%、中国重汽は11.47%、中通客車は9.54%、金龍自動車は9.39%、広汽集団は8.80%、一汽富維は7.67%、一汽夏利は6.90%、亜星客車は6.74%、東風科技は6.57%、威孚高科は6.41%と累計上昇幅は共に6%以上である。

業績の方面では、上述の29の国有企業改革の自動車関連の上場企業の中で、今年第1四半期の純利益が前年同期比で増加した会社が20社、約7割を占める。中でも、長春一東、東安動力、中国重汽、い柴動力(‘い’は三水に維)、華菱星馬、亜星客車、一汽驕車、一汽富維などの会社は今年第1四半期の純利益は同比で二倍に増加した。

自動車業界の先行きに対して、渤海証券・中信証券・国金証券などを含む多くの証券会社が研究報告を発表し自動車業界の今年後半の構造的チャンスを楽観視している。中でも、渤海証券は次のように指摘している、

「『意見』はさらに一歩自動車業界の発展、生産能力構造の合理化を規範化し、新エネルギー自動車産業の健康的な発展を推進し、自動車強国建設を加速させる、この基礎に立って、技術力の弱い企業が淘汰され、自主創新能力の強い企業が勃興する。また業界のリーディング会社と自主ブランドの業務発展の比較的速い企業並びに新エネルギー自動車のリーディング会社を推薦する、例えば、長城汽車・上汽集団・比亜迪・宇通客車などである。さらに、自動車業界国有企業改革の投資機会に継続して注目するよう建議する」渤海証券はこう述べている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月19日