映像越しに祖国と人民に新春の祝福を送る「神舟15号」の3飛行士。(動画のスクリーンショット、北京=新華社配信)

【新華社北京1月22日】中国の宇宙ステーションは、完成後初めての春節(旧正月、今年は1月22日)を迎えた。同ステーションでは伝統祝日に先立ち、有人宇宙船「神舟15号」の3飛行士が春聯(縁起の良い対句)や中国結びを掲げた。中国人の「宇宙の家」は喜びと穏やかさに満ちている。

3飛行士は映像越しに祖国と人民に新春の祝福を送った。リーダーの費俊竜(ひ・しゅんりゅう)飛行士は「国の安泰と人々の平安を祈ります」とあいさつ。鄧清明(とう・せいめい)飛行士は新年も職場を守る人たちに対し「一人一人の夢と奮闘、血と汗が社会主義現代化強国を作る大きな力になる」と呼び掛けた。張陸(ちょう・りく)飛行士は「福」の字が書かれた紙を手に「キャビンの窓からは祖国の幾万もの灯が見えた。これは一つの安定した幸せだ」と語った。

費氏は宇宙へ出発する前の新華社の取材で、3飛行士とも書道が趣味だと話しており、今回の映像に映った春聯や「福」の字も3人の手によるものだという。

中国宇宙ステーションの「天和」コアモジュールが打ち上げられたのは2021年4月29日。中国はその後も「問天」実験モジュール、「夢天」実験モジュールを次々と打ち上げ、わずか2年足らずで3モジュールを基本構造とする宇宙ステーションを完成させた。

「新華網日本語版」より 2023年1月22日