中国初・世界最大の2万4000TEU超大型コンテナ船が22日、中国船舶集団有限公司傘下の滬東中華造船(集団)有限公司で交付された。これは滬東中華にとって、2020年9月の中国・世界初の2万3000TEUデュアルフューエル超大型コンテナ船の交付に続く、トップクラスの超大型コンテナ船の建造の新たな重大進展だ。

同船は滬東中華が独自に設計しており、完全に独自の知的財産権を持つ。アメリカ船級協会(ABS)から認証を受けており、運用開始後は極東〜欧州の航路に就役する。同船の全長は399.99メートルで、現在世界最大の空母を60メートル超上回る。型幅は61.5メートル、甲板の面積は2万4000平方メートル(標準的なサッカーコート3.5枚分)。貨物室の深さは33.2メートルで、2万4000TEU超を積載可能。コンテナは最大で25層まで積み重ねることができ(22階建てビルに相当)、世界でコンテナ積載量が最大のコンテナ船となっている。積載量が多く、省エネ性能が高く、快適に生活できるという3つの特長がある。

同船は同レベルの船舶のうち積載能力が最大で、24万トン超にのぼる。2万3000TEUコンテナ船の積載量を10%上回る。

同船は世界最新の水動力最適化技術を採用しており、多くの貨物を積載しながらも高速で航行でき、低燃費だ。従来の燃料の2万3000TEUコンテナ船と比べると、コンテナ積載量がさらに多いが、毎日の航行で排出するCO2を約38トン削減できる。14トンコンテナに換算すると、単位コンテナ輸送あたり炭素排出量が13.5%減少。各種性能・指標がいずれも世界先進水準に達している。

人中心の設計理念に基づき、人へのやさしさを示す居住環境となっている。特に全密閉型船橋設計を採用し、船室の騒音を最小化しており、全天候空調環境の操作・作業を実現している。居住船室はおしゃれで個性的なデザインを採用しており、4つ星ホテルの体験基準に達している。船員の活動と生活の快適感を大幅に上げた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年6月23日