20日付香港紙「南華早報」は、ドイツのシンクタンクであるメルカトル中国問題研究所(MERICS)のJacob Mardell研究員による論文を掲載した。記事の要旨は下記の通り。

EUや米国から見ると、中国製ワクチンの世界的な普及が大国間の競争と見なされることは不可避だ。しかしこれは事実上、中国による世界事業参画に対する西側の典型的な考え方であり、往々にして地政学に焦点を絞り、各国の実情を見落としがちだ。

ブラジル、インドネシア、トルコ、アラブ首長国連邦など、筆者は中国製ワクチンの接種を受けた多くの専門家と現地人が、これは政治的な選択ではなく唯一の選択であると言うのを何度も耳にした。

西側諸国が自国民のワクチン接種を争うなか、各国は中国と新型コロナウイルスワクチンの購入契約を結んでいるが、その裏にある推進力は政治的要因ではない。これは中国が各国の実需を満たせるからだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年2月23日