国家統計局は近く、9月と第3四半期のマクロ経済データを発表する。機関は、需給両サイドの急速な回復に伴い、9月の工業生産は回復傾向が続き、消費は引き続き改善され、固定資産投資とインフラ投資の増加幅は「プラス転換」を実現すると見込んでいる。業界内では、中国経済の回復傾向がより顕著となり、第3四半期のGDP成長率は5%を超え、第4四半期は第3四半期を上回ると予想されている。

浙商証券のチーフエコノミストの李超氏は、2つの大循環が引き続き有利となる中、外需と内需が回復し、9月の工業生産は回復傾向が続き、工業付加価値額は前年同期比で6.0%増加するとの見解を示した。

投資の回復が続く見通し。申万宏源のマクロチーフアナリストの秦泰氏は、不動産が勢いを維持し、インフラが小幅改善され、9月の投資は増加し、単月の固定資産投資は前年同期比8.9%増加し、累計で前年比0.9%前後の増加になると述べた。李超氏は、1~9月の固定資産投資の全体の伸び率は0.7%前後になり、前の水準より1ポイント回復し、うちインフラ投資は前年比1%増のプラス成長を実現すると予想した。

消費について機関は、経済が徐々に回復し、需要が安定し、住民の可処分所得も増加し、消費能力と消費意欲は高まり、社会消費財小売総額は引き続き改善されると見ている。

全国乗用車市場信息聯席会の統計によると、9月の乗用車販売台数は191万台で前年同期比7.3%増加し、3カ月連続で8%前後、ここ2年で最大の伸び率となった。野村中国のチーフエコノミストの陸挺氏は、「ソーシャル隔離措置の解除(映画館の営業再開など)、さらに自動車販売台数の増加や全国消費促進月間活動の実施により、9月の消費財小売総額の前年同期比伸び率は8月の0.5%から3.0%に上昇することが予想される」と述べた。

機関は第3四半期と通年の経済動向を楽観視している。

中国銀行研究院の報告は、2020年第3四半期、マクロ経済景気は第2四半期のV字回復を基礎に上昇し続けるとし、第3四半期の中国のGDP成長率は5.1%前後、第4四半期は第3四半期を上回ると予想した。

陸挺氏は、「短期データに中国経済の持続的回復が現れており、9月の主要経済活動指標は引き続き向上し、第3四半期の実質GDPの前年比成長率は第2四半期の3.2%から5.2%に上昇する見通し」だと述べた。

李超氏は、第3四半期は経済の供給と需要の確定性が回復するとの見解を示した。不動産投資と純輸出に支えられ、製造業の投資と消費データが急速に改善され、第3四半期の実質GDP成長率は5.5%に達する見通しだという。

上海証券のチーフマクロアナリストの胡月暁氏は、「業務再開の進展状況と短期データの変動を見ると、中国経済はポスト感染症時代に入り、各方面の経済活動が回復し、新たな経済成長点が急速に形成されている。経済の活性化が徐々に進み、成長傾向がより顕著になると予想できる」と話した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年10月18日