湖北省衛生健康委員会のウェブサイトが13日に発表した情報によると、2月12日0−24時にかけ、湖北省で新たに1万4840人の新型コロナウイルス肺炎の感染が確認された(臨床診断患者の1万3332人が含まれる)。全省の新たな死亡者は242人。国家衛生健康委員会報道官、宣伝司副司長の米鋒氏は13日、国務院共同予防・抑制メカニズムの記者会見において、12日に湖北省の感染者が急増したことについて次のように説明した。

国家衛生健康委員会弁公庁と国家中医薬管理局弁公室が印刷・配布した「新型コロナウイルス感染による肺炎の診療プラン(試行第5版)」(以下「同プラン」)は、湖北省及び湖北省以外の患者診断基準の区分を行い、臨床診断患者の分類を増やした。感染の疑いがあり、肺炎の画像的特徴がある人は、臨床診断患者とされる。患者が感染確認関連の要求に基づき規範的な治療を受けられるようにし、治療の成功率をさらに高めた。

それでは湖北省以外の各地も今後、この「臨床診断患者」を採用するのだろうか。武漢大学健康学院世界健康系主任の向浩氏は、メディアに対して「同プランの要求によると、患者の診断において湖北省及び湖北省以外の各地の区分を行っている。うち湖北省以外の各地は依然として『感染の疑いがある患者』と『感染が確認された患者』の2種類に分かれる。湖北省には『臨床診断患者』という分類が追加された」と説明した。

また湖北省の「感染の疑いがある患者」の基準が緩和された。「発熱と呼吸器症状、もしくは片方がある」「発症早期の白血球数が正常もしくは低め、あるいはリンパ球の数が減少」という2つの臨床症状に合致した場合、感染の疑いを考慮できる。感染の疑いのある患者の場合、肺炎の画像的特徴があれば臨床診断患者となる。向氏は「これは感染の疑いのある患者がCT検査を受け、新型コロナウイルス肺炎の肺の変化の特徴があった場合、核酸検査を受けなくても臨床診断患者になることを意味する」と説明した。

中国疾病予防管理センター元副主任、公衆衛生・疫学専門家の楊功煥氏は、このような臨床診断患者の急増は「残量の放出」との観点を示した。「湖北省が最新情報でこれほど多くの患者を発表したのは、過去数日のスムーズな検査によって臨床診断患者が確認されたためだ。この数値を目にし、むしろやや安心するべきだ。なぜなら一部の感染源が特定され、隔離されたことを意味するからだ。これは感染状況の悪化を意味せず、措置の強化によるものに過ぎない」

「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年2月14日