コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)が先ほど、米ラスベガスで開催された。中国企業約1000社が出展した。世界最大の電子機器産業の祭典であるCESは、世界の同業界の「風見鶏」とされている。中国企業は今回、5G、AI、スマートホーム、EVなどの数多くの革新的な技術と製品を展示した。中国製品のスマートな製造への急成長を示した。

過去1年以上に渡り世界の経済・貿易環境が複雑化した影響で、今年の中国出展企業の数と展示面積は昨年よりやや減少した。しかし、TCL、レノボ、長虹、大疆、拜騰、ハイアール、ハイセンス、ファーウェイ、康佳などの有名中国企業が錚々たるラインナップで登場した。この世界のテック分野の「新年の祭典」にて、世界のバイヤーに各分野の革新的な製品を展示した。

TCLや酷派などの企業は、各ブランドの初の5Gスマホを発表した。レノボは世界初の5Gパソコンを発表し、5G接続機能を初めてスマホから専門級コンピュータに拡張した。

自動運転は今回のCESの見どころになった。中国スマートEV企業の拜騰は電動SUV「M-Byte」を公開した。その48インチのディスプレイは、量産車としては最大の車載ディスプレイだ。

AIは今年のCESで大きな焦点となり、主催者側からその他の技術変革をけん引する「中心要素」とされた。中国製品は今回、このAIショーで活躍した。ロボット、AIチップ、翻訳機、スマート化粧装置、スマート音声サングラスなどの製品が、多くの来場者から注目を集めた。

昨年のCESでイノベーションアワードを受賞した中国AI企業・科大訊飛は今年、その教育・医療・公益・事務・翻訳などの分野の一連の最新技術製品及び応用を展示した。

北京小狗智能機器人技術有限公司が開発した、屋内外で歩行する物流ロボット「Hachi Delight」は、コミュニティの正門、各マンションのドア、ユーザーの玄関という「3つの扉」を通過し、コミュニティの配送の「最後の500メートル」という問題を解消することで、コミュニティ物流配送サービスをよりスマートにする。同社の曾華CEOは「中国のAI応用シーンは幅広く、データが豊富だ。これらのメリットは中国のAI技術のアップグレードを促し、世界でトップの地位を占めることができる」と述べた。

主催者の全米民生技術協会(CTA)は8日のインタビューで、「中国はCESの最も重要な国際市場だ。多くの中国企業が会場で自社ブランドを樹立・展示し、国際パートナーネットワークを拡大した」と表明した。CTAのゲーリー・シャピロCEOは、中国企業の革新力は「強化中」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年1月14日