過去、金持ちの総裁は「養魚池を請け負う」という形で愛を伝えていたが、今年5月20日の「インターネット・バレンタインデー」に、ある人物が68万元で購入した「海」を彼女にプレゼントしたことがネットで話題になった。

某オークションサイトで、青島海事法院は日照車牛山島海洋開発有限公司の海域使用権、使用面積210.6102ヘクタールを落札した。

特殊な品物のオークションが議論に

重慶市忠県で先日行われた「忠オレンジ収穫祭」の「オレンジ王」オークションで、約500グラムのオレンジが899元の高額で落札された。落札金は慈善家が地元の貧困世帯に寄付した。

さらに、忠県から近い重慶市奉節県でも、奉節オレンジの唯一の母樹の果実がオークションに出品された。入札は1元から始まり、代理業者による競り売りを経て12万元で取引が成立した。

同様に重慶市では森林の競売が行われたこともあり、森林に別荘を建てたい人や、アグリテイメントを始めたい人などが参加した。重慶林業局から得た情報によると、森林のオークションは資源増加を促進するためで、購入者が多くの木を植え、森林面積を拡大し、森林の質を高め、林業の生産効率を上げ、林業に従事する農民の収入増加を促進することを望んでいる。しかし、森林の落札後もそこの野生動物、鉱産物、埋蔵物などは国家が所有し、勝手に動かしてはならない。また、許可なしで木を伐採してもいけない。

2018年8月8日10時、優酷 (youku)は空気のオークションをオンライン中継した。この空気はニュージーランドの晴天のビーチ、雨の草原、雨後のワイナリーの3つの環境で専門家が採取し、瓶に採取地と日時を記して密封保存したもの。ネットユーザーは中継ページで「入札」をクリックするとオークションに参加できる。開始価格は8.8元で、25回の掛け合いの末、12008.8元で落札された。

オークション業は新たな成長点になるか

6月5日、重慶市第五中級人民法院は阿里オークションサイトで「重慶市九龍坡区楊家坪新勝二村8棟」の第2回公開オークションを行い、重慶宝翼電力設備維護有限公司が最高提示価格2633.4134万元で落札して同不動産プロジェクトを手にし、長期化していた競争にピリオドを打った。

関連データによると、全国約2000カ所の裁判所で計40万回以上のネットオークションを自主開催し、対象物件の取引額は5000億元を超えた。2018年だけで12万回、対象物件7万件に上り、成約率は84%、平均プレミアム率は36.7%に達する。中には予想をはるかに上回るケースもあり、6元以下で茶筒が落札されたり、土地使用権が4億6400万元に達したり、1800回以上の競り合いでようやく取引が成立したこともある。

重慶遠真蔵品文化公司の戴華静会長は、「1日に2回以上のオークションが外地で行われているが、伝統の方法だと、芸術品コレクターが同時に参加することはできなかった。オークションをインターネット上で行うことでこの問題は解決でき、伝統のオークションを変えたと言える」と述べた。

実は2018年の第1回京東超級オークション祭は「驚異的」と言え、3万5000点が集中的に入札を開始し、取引額は前年比450%増加した。うち、75万元超で取引されたカナダの小さな島は10万人以上が見物し、「全民オークション」の到来と言われた。

インターネットの勢いに後押しされ、オークションが庶民の生活の一部になりつつあることは否めない。京東超級オークション祭で日常消費財と非日常的なコレクションが注目を集めたことから、インターネットオークションは人々の消費と投資の新たなルートになり、オークション業の人気を推し進めていることがわかる。

インターネットオークションが庶民に浸透する中、オークション業者、裁判所、税関なども巨大な潜在力に目をつけ、オークションの「オンライン化」を重要な戦略方向にしている。

戴華静氏は、芸術品市場は資金が不足しておらず、3番目に大きい投資先であり、市場はないどころか大きく、欠けているのは良い物だけだとの見解を示す。公式機関のサイトの連携は、民間の芸術品がハイエンドの正規市場に入る健全な架け橋となる。

これについて、中国オークション協会の欧樹英副秘書長は、重点出品物とスター出品物の市場人気は続いているが、市場全体が回復するかどうかは引き続き観察が必要だとの見解を示したうえで、「みんなが理性的になるほど、市場は良くなる」と話した。

経済学の角度から見ると、購入ルートと販売ルートの不均衡が深刻化している。オークションは立ち遅れた生産能力の淘汰、過剰生産の解消において役割を発揮し、資源を十分に生かし、新原動力の発展において幅広い発展余地を促している。

重慶工商大学の張韻准教授は、「全民オークションの人気は偶然ではなく、インターネットサイトの全面介入、および伝統のオークション機関のオンライン化に伴い、多くの消費者がインターネットオークションを理解し、参与するようになる。これも重要な消費、投資、コレクションのルートになり、いつか新たな経済成長点になる可能性がある」との見解を示した。

春を迎えるには乱雑防止に努める必要ある

今年2月、北京警察は高齢者コレクターを狙った3つの詐欺グループを摘発した。詐欺グループは専門家による無料鑑定、コレクションの高額査定、偽のオークションの自作自演などで詐欺をはたらき、被害額は600万元に達した。

警察によると、オークション会場では、主催者のほか、進行役、入札者、公証人など参加者全員が詐欺グループが用意した人員で、オークションそのものが主催者が入念に設計した罠だった。

オークション業は違法犯罪の場になっただけでなく、普通の中古のiPhone 7がネットオークションで27万元の高額で落札されたケースもある。裁判所は調査し、一部の参加者による悪ふざけだと判断し、法に基づいて処罰した。

驚くほどの高値、熱狂、投機的売買、偽オークション、偽の出品物など、中国のオークション市場の発展の背後には乱れた状況も見られる。

オークションは中国改革開放後に市場経済の発展に伴い回復発展した業態であり、現代サービス業の需要な一部である。専門を特徴として土地使用権、不動産、文物芸術品、自動車、農産品、無形資産、株式、債権などの物品または財産権を取引し、価値の実現サービスを提供する。

張韻氏は、オークションは市場では珍しい販売方式であり購入方式でもある取引供給であり、その優位性と発展余地は大きく、多様化する取引ニーズを満たしていると考える。また、卸売や小売などと共同で市場の取引方式を構築し、中国経済の秩序の規範化に代わりのきかない役割を果たしている。メカニズムの革新を通してより深い産業チェーン、より幅広いVR、未来に向けたビジネス論理を形成する必要がある。

2017年1月、『最高人民法院インターネット司法オークションの若干問題に関する規定』が施行され、一部の裁判所は違法目的物のインターネットオークションの調査を開始した。裁判所とサイトがインターネットオークションという方法で処理する資産訴訟は、公開、透明、手数料ゼロなどのメリットがあり、競売者と当事者の権利を最大限に保障する。司法関係者は、『規定』の優れた点が現れたら、オークション行も発展の「春」を迎えると見ている。

オークション市場の規則の弱点と参加者行為の規範不足の問題について、規則の弱点を早急に補填し、より完備されたオークション行為規範を制定し、乱雑防止に務めるべきだとの声が上がっている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年6月12日