国際商業会議所(ICC)銀行委員会2019年総会がこのほど、北京市で開かれ、59の国と地域の金融機関、法律事務所、貿易会社の代表700人が出席した。中国貿易促進会・中国国際商会会長・ICC中国国家委員会会長の高燕氏、中国銀行の劉連舸頭取、ICCのジョン・ダンドン事務総長、、ICC銀行委員会会長・ドイツ銀行貿易金融部グローバル責任者のダニエル・シマンド氏ら多くの来賓が出席し、挨拶した。

高燕氏は以下のように発言した。ICC銀行委員会総会は各国の銀行界が思想や理念を交流し、実践の経験を共有し、協力の共通認識が集まった重要なプラットフォームである。世界の商工業が経済グローバル化に順応し、世界の共同発展に新たな原動力を注ぐことを望んでいる。ICCが銀行委員会としての役割を発揮し、国際貿易の持続的発展を促進するとともに、国際金融業が中国の開放的な大市場に順応し、中国内外の銀行界の互恵・ウィンウィンを実現することに期待している。

2日間のフォーラムで、外資系銀行と金融機関の代表らは中国が実施するよりハイレベルの対外開放を称賛し、期待を示した。また「一帯一路」提唱は沿線各国の経済成長を促進する役割を果たすとし、積極的に参与し、企業に長期的な投融資サービスを提供し、「一帯一路」提唱枠組み下で国際協力を展開したい考えを示した。

「一帯一路」は世界の金融サービス体系に絶好のチャンスをもたらす

ICC銀行委員会会長・ドイツ銀行貿易金融部グローバル責任者のダニエル・シマンド氏は以下のように発言した。「一帯一路」提唱はこれまでに目にした中で最大規模のインフラ建設プロジェクトである。私たちは今後10年の最も良いチャンスを目にした。「一帯一路」提唱は世界の融資サービス体系にとって巨大なチャンスである。このチャンスをどのように捉えるかについて、ドイツ銀行だけでなく、国際銀行にとっても融資不足の縮小、長期的な融資サービスを保証する必要がある。重要なのは、中国の銀行と輸出企業、および欧州の輸出企業により良いサービスを提供し、各地の経済成長を後押しすることである。

ウニクレディト銀行グローバル取引銀行部のグローバル統合マネージャーのリューク・コシニ氏は、以下のように述べた。「一帯一路」提唱を目にできたことを嬉しく思う。中でも欧州と中央アジアはこの提唱をとても歓迎している。「一帯一路」提唱に参与する企業、特に中小企業にどのように資金面の支援をしっかりと行うかは銀行が直面する試練である。

ICCのジョン・ダンドン事務総長は中国網の取材に対し、「一帯一路」提唱は中国の約20年において最も重要な政策提議の1つであり、ICCも積極的な役割を発揮し、同提唱の効果的かつ持続的発展を保障したいと述べた。

外資が中国金融市場に次々と流入

ドイツ銀行中国有限公司の会長兼中国エリアマネージャーの高峰氏は、「中国の金融分野における対外開放、株式と債券市場の開放が進むに連れ、大量の外資が中国市場に流入するだろう。中国はより透明で優れたビジネス環境の構築に尽力し、これらは外資系銀行の中国での投資に自信をもたらす」と発言した。

SWIFTアジア太平洋地域責任者のエディ・ハダード氏は、「SWIFTの決済プラットフォームを見ると、証券市場がもたらすグローバル取引は増加し続けている。そのため、私たちは現在のグローバル経済の成長はまだ勢いがあると考えている。中国の株式市場と証券の接続に伴い、SWIFTもより重要なツール的役割を発揮するだろう」と話した。

JPモルガン大中華圏責任者・中国貿易主管・貿易販売主管のベンジャミン・ラム氏は中国網の記者に対し、「一帯一路」提唱は中国の多国間貿易体系の維持という趣旨を表し、中国は金融市場のさらなる開放においても外資銀行により多くの投資のチャンスをもたらすと話した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年4月16日